坂の上の雲

NHKのスペシャルドラマ、「坂の上の雲」にはまっています!!

私にとって「坂の上の雲」という長編小説は一言で言えば青春の挫折。
手を伸ばしても伸ばしても届かない、でもそこに辿り着きたいーー!!
己の魂が叫ぶんだーーー!うおーーーー!

その長編小説は中学の図書室の一番の上の本棚にあった。
当時身長140cm位の自分にはそれは届かんわな。
図書室のいすを引っ張ってきて、分厚い一冊を手に取った。
、、、、、重い!!
ずっしりと時代の重みが両手にきた。
でも自分は時代の重みに耐え切れず、2巻目位であえなく挫折。
余りの長さと情報量の多さに自分の頭脳がついていけなかった。

それ以来、「坂の上の雲」は自分にとって、見上げるだけの「本棚の上の雲」だった・・・・・。

中学時代にただ一人、「坂の上の雲」を読破した同級生がいた。
学校一の秀才だった彼女は、高校卒業後、広島大学に現役合格した。

まさに雲上人!!!

夜も日もなく勉学に励んだ秋山兄弟のように、彼女は坂の上の雲に辿り着いたのだった。
私大で歴史学を専攻しただけの単なる歴史オタクな自分とは、根本的に違う・・・・・。

そんな感じで「坂の上の雲」と聞くと、いつも図書室で本棚を見上げていた自分の姿を思い出す。
でもいつかきっと読破してやるぞ!と意欲も決して捨ててはいなかった。
今回のドラマ化はあの長い物語をどーすんの?という疑問がまず先にあった。
でも一話を見てみるとそんな杞憂はいっぺんに吹っ飛んだ。
脚本が、ナレーションが、司馬遼太郎氏の原作そのままなのだ。
最初のオープニング、「まことに小さき国が、開花期を迎えようとしていた。」
正に司馬文学の書き出しそのままじゃないか!!
このドラマを作っている人達の原作への尊崇をひしひしと感じる!!
画面作りもこれでもか、っていう位原作を丁寧に再現している。
ここまで原作を讃えるドラマって見た事がない。
渡辺健のナレーションが、正に原作を朗読しているかのよう。
3年がかりのドラマらしいが、とにかく今後の期待大です。
よし、来年も生きるぞ。



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文春文庫 著者:司馬遼太郎出版社:文藝春秋サイズ:文庫ページ数:361p発行年月:1999年01月こ

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この記事へのコメント

chidekoboko
2018年06月26日 00:05
こんにちは、ご無沙汰しています。
ご無沙汰している間に びっくりしました。
本当に残念でしたね。
心からお悔やみ申し上げます。
お父様の事で心配していらしたのに・・・。
ゆうさんの心中、藍ちゃんの悲しみ、痛いほど分かります。
「時が解決する」と 人はよく言いますが、肉親を失くした悲しみは時が経つほど増す事もあります。
そんな時は海に向って大声で叫びましょう~。
ご主人に八つ当たりしても良いと思いますよ。

「坂の上の雲」
私達夫婦も 今 夢中になっています。
楽しみましょう~。
ゆう
2018年06月26日 00:05
chidekobokoさん、こんにちは。
本当にご無沙汰しちゃってすいません。
父の事は認知症の他にもいくつも病気を抱えているので、いつ入院、という事態になってもおかしくないな、位の覚悟はありました。
でも実際に介護をしていた母の方が先に逝ってしまったというのが、衝撃が大きく受け止めきれないでいます。
この事であいが受けたショックは私の想像を上回るもので、今も痛みを抱えています。
私も自分の気持ちだけで手一杯でなかなか子供の心情に気を配ってやれなかったのも事実です。
母がいないクリスマス、母のいない正月、と時が経つにつれて喪失感がいやますような気がします。

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