天然娘とツッコミ母の島暮らし

アクセスカウンタ

zoom RSS 最近読んだ本を羅列する 「天地明察」

<<   作成日時 : 2012/08/11 11:14   >>

面白い ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

「天地名刹」 冲方丁 ★★★★

流行りもんの本はやはり面白い。
元々はゲオで漫画が目について、手にした本。今秋映画になるんだそうな。
貞享歴を作った暦学者で数学家、天文学者で神道家で御用碁士というマルチ人間、渋川春海の生涯・・・
・・・・は、挫折の連続だったんだなあ〜。
武士でない春海が腹を切りたくなる程の生涯の大恥。
それを転じて、未来を手に入れるまで、春海は報われない挫折を繰り返す。
ものすごい天才的な頭脳を持っているはずなのに、この作者の描写によると、悩んだり、苦しんだり、恥かいたり、修行したりの、葛藤の人生だ。
ちっとも天才っぽくない。
その葛藤は天才なんてものはこの世に存在しないよ、って作者は言っているかのよう。
いや?天才ゆえの葛藤なのかな?
何を隠そう、私は数学大嫌い!!囲碁、将棋もわからん。
時折出てくる囲碁用語を旦那に聞きながら読み進めていった。
たった半日で読み終わってしまい、ちょっと後悔した。
春海の20年以上の苦労と成果をもっとじっくりと味わって読めばよかった。
時間の経過を少しでも体感できるように。
数学史は全く縁が無かったが、こんな自分でも江戸時代の算学者、関孝和の名ぐらいは知っている。
(教科書にちらりと載っている、自分中高の歴史教科書の内容は大体記憶しているのだ。若いころの記憶力って凄いわね)
でも貞享歴と関孝和に若干の接点があるとは知らなかった。
(実際にはほんとにちょっぴりちょっぴりの接点らしいが)
人は何かに憧れ、何かに追い付きたいと思うとき、自分に今ある以上の力を求めて、のたうちまわる。
それが葛藤。
関孝和というライバルがいてこその、渋川春海の改暦成就だった。
「暦は約束だった。明日も生きている。明日もこの世はある。」
カレンダーという、存在するのが当たり前の物をそんな風に考えた事がなかったら、これらの文は心に刺さった。
そうか、暦っていうのは天と人が交わした約束事であったのか。
現代人にはなかなか及びもつかない思想だが、自分の手で、目で計算し、星を観測し、足で歩いて距離にを測っていた江戸時代人がその考えに至るにはごく自然な事なのかもしれない。
渋川春海、冒頭にあるように、この上もなく、幸福な生涯だったのだろう。


個人的に渋川春海の配役は自分、おおさわたかおが良かったです。
江戸時代人の天才といえばついこの人のイメージが・・・
「-仁-」 テレビドラマのラストは漫画のラストより哀しいよ、、、、、
あんまりだよ、佐分利先生も山田先生も仁先生の事、忘れちゃうなんて・・・

【中古】ライトノベル(文庫) 上)天地明察(文庫版) / 冲方丁【10P3Aug12】【0720otoku-p】【画】【中古】afb 【ブックス0726】
ネットショップ駿河屋 楽天市場店
発売日 2012/05/18 定価 552円 メーカー 角川書店 型番 - JAN 97840410


楽天市場 by 【中古】ライトノベル(文庫) 上)天地明察(文庫版) / 冲方丁【10P3Aug12】【0720otoku-p】【画】【中古】afb 【ブックス0726】 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
面白い 面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
最近読んだ本を羅列する 「天地明察」 天然娘とツッコミ母の島暮らし/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる